ヤマハ「NMAX155」はデザイン・走行性能・利便性 どれをとってもストレスフリーなオールマイティーモデル!レーシングライダー石塚健の市販車インプレッション

レーシングライダーの石塚健選手が試乗した、ヤマハ「NMAX155」の乗り味をレポートしてくれました。

快適に移動できる便利スクーター

 皆さんこんにちは!レーシングライダーの石塚健です。

 日本では至る所で桜が満開とのことで、過ごしやすい日々になりつつあるかと思いますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 バイクでお花見ツーリングなんかしちゃったら、もう最高ですね!

 僕はというと、今シーズン参戦するFIM世界耐久選手権の開幕戦 ル・マン24時間レースを控え、現在フランス パリのホテルからこの原稿を書いています。フランスでもちらほら桜が咲いているのですが、なにせ天気が安定しないので、日本で見る桜ほど綺麗な桜は見られないのが残念です。

 という事で、今回インプレしていくのはヤマハ「NMAX155」。2017年に登場した、排気量155ccの水冷単気筒エンジンを搭載したヤマハのスクーターです。155ccは軽二輪クラスなので、もちろん高速道路を走ることが可能な排気量。便利な事は間違いない1台です。

ヤマハ「NMAX155」とレーシングライダーの石塚健選手
ヤマハ「NMAX155」とレーシングライダーの石塚健選手

 ディテールは一見シンプルめに見えますが、角度によってサラッと丸みがあるように見えたり、一方で角が立っていてシャープな形に見えたりと、印象が変わる点が面白いところ。

 それから、今回僕が試乗したNMAXのカラーは、マッドダークブルーイッシュグレーメタリック4というカラーなのですが、こちらも角度や光の加減によって、黒なのか黒に近い濃い緑なのか、といった見え方が絶妙に変わる点も、個人的な一押しポイントです。

 搭載備類を簡単にお伝えすると、大きめのウインドスクリーンが標準装備されていて、ヘッドライトはLEDライト。フロントフォークは正立フォークで、ブレーキは前後ディスクブレーキで、ABSも装備されています。

シート高は765mm、身長165cmの僕が跨ると両足がほぼ地面に着く
シート高は765mm、身長165cmの僕が跨ると両足がほぼ地面に着く

 それではまず、足着きをチェックしていきます。シート高は765mm、身長165cmの僕が跨ると両足がほぼ地面に着きました。

 車重も131㎏と重くない上に、ポジションにも自由度があるので、取り回しに苦労することはありません。

【画像】ヤマハ「NMAX155」の走りを楽しむレーシングライダーの石塚健選手を画像で見る(10枚)

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